辺境空域

巨大空艇都市の周辺の地域を「辺境空域」と呼びます。
範囲としては1日で往復できる距離程度が目安です。
巨大空艇都市と強い結びつきがあり、小さな経済圏を作っています。

衛星空艇都市

巨大空艇都市の周りに衛星のように並進している大型飛空艇のいくつかは居住や物資の中継ポイントなどの役割をしている衛星空艇都市です。
特に基準はありませんが、数百mくらいの大型飛空艇で、上部も内部も居住スペースとして使われています。
本来、巨大空艇都市に住んでいた者たちの中で、新天地をもとめて船を造船し、移り住んだ人たちの子孫が住んでいます。
富裕層では、代々市民権を受け継いでいるケースが多く、付き従っている巨大空艇都市に住民票を持っているものも多くいます。
(市民として登録されているが、住所は衛星都市になっている)
衛星都市は規模的には村(数百人から数千人)程度の規模で在り、巨大飛空艇のシティから下請けの仕事を請け負ったり、物流の中継をしたりして生計を立てています。

浮島

現在近くにある島々は、巨大空艇都市と何らかのつながりを持っています。
フラグメントが取れる島には鉱夫達が、住民が住んでいる島には商人達が通い、物流ができています。
島の住民たちは、古代の世界崩壊時の生き残りたちで、奇跡的に取り残された大地にしがみついて生きてきた人たちです。
大抵は世代を重ねるうちに技術力を失ってしまい、原始的な農業や漁業で生計を立てている所がほとんどです。
中には、稼動可能な遺跡(町の設備や施設)がある場合もありますが、それらは探求者たちによって調査対象とされます。

クジラ狩り

島の住人はよく、通称空鯨(浮鯨類、硬骨浮鯨目)を狩って肉や骨格を手に入れます。
空鯨は季節によって群れを成すこともありますが、一匹で行動することも多く、そこを飼いならした「キュービー」に乗った複数の漁師たちが狩りを行います。
チームワークが重要で、この狩りの技術はそのまま戦闘にも使えるため自衛の意味も含めて漁師たちは技術の鍛錬を怠りません。
空鯨の肉はとても美味で、シティでは人気の高級食材です。
骨格は武器や建材を作るのに欠かせないもので、島住民たちは鯨のすべてのパーツを無駄にしません。

気嚢植物農園

島は面積が狭く、農業には適しません。
そこで編み出されたのが、気嚢植物を大量に使って浮島を作り、その上に腐葉土を積み重ねて行う、気嚢植物農園です。
気嚢植物とは、体内に空気よりも軽い気体をため込んで浮揚する能力がある植物で、これを沢山集めることで人口の大地を作るわけです。
この上に種をまき、穀物や果物を作ります。
大地は脆弱な為、こまめな手入れが必要で定期的に掃除も必要です。(雑草が生えると浮力が落ちる)
島の住人達は、この農園を島の周囲に係留し、食料生産を行っています。

豆料理

ツタ豆は、断崖絶壁にも育ち、平地の少ない島などでは人気の作物です。
場所を取らず、栄養価にも富むため、多くの郷土料理では豆を使ったものが多い傾向があります。
特に染色でも使われる赤豆は甘みを帯びた美味で、お祭りなどでは子供たちが口の中を真っ赤に染めて大はしゃきするさまがよく見受けられます。

ウリ(ジャイアント・イエロー・メロン)

豆と同様にツタ性のメロンも島ではおなじみの食材です。
特にこのジャイアントメロンは、外側は、食器や容器、一部建材にも使われ、内部の綿上部分からは繊維をとって衣服を作れるという優れものです。
もちろん、一番内側は甘いメロンで好まれる食材です。
切って、乾燥させたり塩漬けにしたりして保存食にすることもあります。

遠隔地

一般的に遠隔地とは巨大空艇都市の支配力の外側外周を意味する言葉です。
この地域は、巨大空艇都市の影響力をあまり受けませんが、間接的に依存して生きています。
つまり、空賊たちの領分です。
彼らは、遠隔地に拠点を置き、大型や中型の飛空艇を操って、各巨大空艇都市の経済圏に侵入します。
そして、略奪や襲撃を行っているわけです。

彼らの略奪品は、多岐にわたり、食料、日常雑貨、武器、フラグメントなど、なんでも奪います。
そして、自分たちで消費するもの以外は、非合法な仲介屋を通して、巨大空艇都市の下層ブロックで売りさばきます。


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