商業旅団ファヴニル

商業旅団ファヴニルは、軍事旅団レーヴァテインに次ぐ総人口の大旅団です。
政府に所属する施設が貨幣製造とライセンス製造を行っています。
製造場所は軍事旅団に守られ、一般市民は中に入ることができません。
中に入る場合は、IDの提示、ボディチェック、体格や目のスキャン、アルコール濃度や発汗、心拍数の確認など、厳重な確認が課される。
経済・文化の中心として栄えつつも、難民の流入によって大規模なスラム街を抱えているため
置き引きやスリの発生率は高い。

総人口はレーヴァテインに次ぐ規模でありながら、商業施設の大きさ、耕作面積の必要性から、その全長は数ある旅団の中でも最大規模となっている。階層都市の威容はほかと変わらず。
仕事に関する事柄以外は基本的におおらかな人たちが多く、スラム街も含めてどこかのほほんとした雰囲気がただよう。(ただしスラムでの夜間は注意が必要)
動力部を守る部分だけは軍事旅団の者たちが多いためか雰囲気が異なっている。 


船体は丸く広がった卵型の楕円形をしており、横からは中央の商業地区にある高層施設を中心として外側に住宅街が広がる山型となっている。
商業地区から住宅街に切り替わる区域の高低差によって「シルクハット船」と呼ばれている。

総人口140万人程度
全長40km
反射式フラグメント反応炉2基、サーブ複合炉2機
ヒンメル機動リング式推進装置20基

物流の集積地

物流管理は会社ごとの仕事。
大抵は何人も帳簿をつけていて、どこかおかしなところがあれば即調査する。輸入や輸出は会社独自で行うため、マイナスとなる誤差があれば金銭に問題が出てしまうためだ。
逆に中小企業は大企業に虐げられ、多めに輸出しなければならない。
そのため、大規模なデモが起こり、軍警察と衝突することも多々ある。
商人は街のどこにでも店を構えて構わない。そう法律によって決まっているが、追い出されたり襲われたりするケースもある。おかげで基本的には行商人が多い。
中には違法に作られた物を売る、闇商人も存在する。謎の粉やアニマの改造品を売ったりしているため、軍警察も目を光らせている。

船体内部「放棄地帯」

下層の船体内部には、今はほとんど人が住んでいないことになっています。
しかし下水や通風口から入り込み、非公式にかなりの人数の人たちが住んでいます。
ごろつき、他の飛空艇からの流民、貧困で市民権が手に入れられなかった者、社会の吹きダメの巨大で不衛生なスラムが広がっています。
治安は悪化し、避難民の自助組織が犯罪組織となり、ギャングやマフィアも横行しています。
非公式の人口は10万とも100万ともいわれています。
スラム街では独自の経済活動が働いており、
小型飛空艇やアニマの違法改造パーツを売りさばくなど大きな富を生み出すものもいます。

文化風土

値切り

値切りとは売っている商品の値段を安くさせることです。
ビジネスの基本である安く買って高く売る、が一般にまで浸透しているため
どんな商品でもまずは一声値切るという様式が生成されています。
しかし、現代ではほぼコミュニケーションの一環となっており
なじみの顔から初対面まで、遠慮なく話かけることのできる慣習として利用されています。
そのため、どんなに値切っても適正価格よりも安くなることは無いんだとか。
駆け引きとおしゃべりを楽しんで、ちょっぴり値切って大満足、
そんな気分を味わうにはファヴニルを訪れてみるとよいでしょう。
用一辺倒の街並みは、味気なく照明も多くありません。

軍事

国軍全般が優秀ですが、名の知れた兵団は卓越した存在です。
基本的に、正面からぶつかっての正規戦闘を得意とし、包囲殲滅します。

孤高の鷹団

腕利きの傭兵を集めたエリート傭兵団です。
雇用費用が高い代わりに、実力もありますが、一部隊だけで、ファヴニルの全体の防衛を行うには規模が小さすぎました。
彼らの戦いぶりは、いかにも戦争のプロらしく、正確で危なげがなく、余裕のある戦闘を見せます。
しかし、所詮は金の関係なので、敵が強力だったり大規模だったりした場合は、部下を消耗することを嫌い、戦闘を中止して離脱してしまいます。
(損害を出すより、違約金を払ったほうが得だと考えるわけです)

黄金の豚団

孤高の鷹と違い、大した入隊規約もなく、だれでも入隊が可能な部隊です。
本名さえ必要ないため、ならず者が多く転げ込んできます。
完全な実力主義で、何回戦闘を生き残ったかで出世もし、給金も増える仕組みです。
ただし、孤高の鷹と違い、退却するときは前線の兵隊は時間稼ぎのために見捨てられます。


PAGE TOP