宗教旅団カンナカムイ

宗教旅団の異名をもつ巨大飛空艇都市です。
造船されたのが、7隻の飛空艇国家の中で最も古いとも言われています。
他の都市との外見的な違いは船体形状が上から見ると「H」をしており、そのちょうど中央に球状の構築物がある点です。
この球状の部分「セメンテリオ」が神聖な神域とされ、一般の立ち入りが禁止されている場所です。
内部には、宗教関係者、それもある程度高位の者でなければ出入りできません。

そして、内部がどうなっているかについて、神と人間をつなぐ重要な場所であること以外殆どわかっていません。
総人口10万人程度
全長21km
遠心式フラグメント反応炉4基
ヒンメル機動リング式推進装置8基

スラムのない清潔な飛空艇都市

他のどの巨大飛空艇都市にもシティと呼ばれている市民地区と
それ以外が住むスラムが存在していますが、ここは例外です。
船体上部(セメンテリオ部分以外)には、他の都市と同じくシティが形成されていますが、
船体内部は完全に出入りが禁止されスラムは形成されていません。
また、シティも宗教的な建造物が多く、ここに住んでいる市民の数は、
他の巨大飛空艇都市と比べて極端に少なくなっています。

非武装国家

厳密には「テンプル騎士団」が存在するため、完全な非武装ではないのですが、
通常の軍隊のような組織は持っていません。
テンプル騎士団は精鋭で、小規模ですが海賊などの襲撃には十分対処できます。

文化風土

一年いっぱいがお祭りで在り儀式です。
住民たちもほぼ全員関係者なので、それらを盛り上げる為に全力を尽くします。
彼らは信心深く善良で在り、おもてなし心に満ちています。
シティは、宗教的な建築物ばかりですが、観光客向けにレジャー施設も、宗教的な教義に反しない範囲で充実しています。
清潔で静か(お祭り中は大騒ぎ)で、心地のいい場所として、また来たくなる飛空艇都市の代表でしょう。

料理

カンナカムイの料理は、元々は粗末な料理でしたが、
巡礼が多くなるにつれ洗練されヘルシーなおもてなし料理へと変貌しました。
現在、美味しいものが沢山ある都市のひとつに数えられています。

服装

カンナカムイでは、滞在中宗教的教義に習った服装をすることが求められます。
しかし、この服装がシンプルなわりにバリエーションも豊富で、巡礼達の間で高い人気を誇っています。
最近では、他の都市でも若者ファッションに一部取り入れられるなどの人気ぶりです。

慈善の庭

カンナカムイのもう一つの顔が、世界最大の慈善団体です。
観光やお布施で集まった豊富な資金を背景に、世界中で慈善活動を行っています。
その一環として、ミルティアイの一角に、お金のない巡礼達への無料の奉仕活動と医療行為を行っている場所があります。
ここ得来ればだれも、医者に診てもらえますし、暖かい衣服と食事にありつけます。
生活に余裕がある巡礼達のボランティアも集まって、ここは笑顔が絶えない場所になっています。

軍事

厳密には「テンプル騎士団」が存在するため、完全な非武装ではないのですが、通常の軍隊のような組織は持っていません。
テンプル騎士団は精鋭で、小規模ですが海賊などの襲撃には十分対処できます。

テンプル騎士団

カンナカムイ唯一の実働戦力です。
厳格な規律と宗教的な結束をもって知られ、練度の高さも群を抜いています。
全て白く塗られた装備と軍服は、青空に映え、その美しさも群を抜いていると言えます。
軍団としては、攻撃力防御を重視した編成で、敵の攻撃を受け止めて、民衆を守ることを旨としています。
団員は、聖職者の中から志願した者が厳しい試験を受けて選ばれます。

巫女部隊

騎士団所属の呪詛防衛部署です。
騎士団に常に付き従い、呪術的攻撃から味方を守ります。
厳選なる「血」(血筋よりも血の個性)と「気」(気質や性格)に儀式を通過した乙女だけが入隊を許され、年齢も12歳から22歳までに限定されています。
この清浄が、騎士団全体を呪詛から守っています。

なお、毎年開かれるミス・カンナカムイでは、3回に2回はこの巫女部隊から優勝者が出ます。


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