飛空艇開発企業

マクガイア社

比較的新しいく登場し、現在最大のシェアを誇る大企業がマクガイアです。
二重構造の補強材と、通常の倍近い厚さ装甲材の使用で極めてタフな機体を作り出しています。
自社開発のレガシードライブ「」シリーズは燃費はよくないものの高馬力で加速力があり、根強い人気を持っています。
この大馬力で重い機体を無理やり加速するのがマクガイア式です。
付いたあだ名が「マクガイア鉄工所」。
本社:レーヴァテイン(軍事旅団)
「スカイホース」シリーズ(防御力重視タイプ)
伝説の生物、馬にちなんだ名前をもつシリーズで、やや大型で大馬力、タフな機体シリーズです。
無骨なデザインの割には、独自の操作システムのため、大きさの割には操縦が楽で女性のパイロットにも人気です。

スカイ・フェアリー社

小型飛空艇製造会社の老舗の一つで元々は、巨大飛空艇都市の造船にもかかわったと言われている会社の一部です。
一部というのは、本来本社があった巨大飛空艇都市はすでに失われており、小型飛空艇の製造部門があった一部分だけが現在も生き残っているという事です。
この会社の特徴はフォトサイクルンシステムという他では失われた超技術を現在も維持していることで、このおかげで攻撃力強化では群を抜いた存在です。
また、伝統的に華奢で優美な機体デザインが行われてきました。
本社:テストピア(技術旅団)

・「スカイ・フェアリー」シリーズ火力重視タイプ
比較的小型なボディにフォトサイクルンシステムを搭載し火力強化に成功した伝統的なシリーズです。
その他の性能も安定しており、大火力堅実派の間では絶大な人気を誇ります。

ノイン・バッハ社

長い歴史を持つ最古参の製造会社で、本来はエンジンメーカーでしたが、時間がたつにつれ機体全体を製造するようになりました。
特徴は何より技術力で、他社より多くの古代技術を維持しています。
ここでは、主に2タイプの全く特性の違う機体シリーズが開発されており、その両方で高く評価されています。
本社:テストピア(技術旅団)

・「ドラッヘ」シリーズ火力重視タイプ
スカイ・フェアリー社のフォトサイクルンシステムに対抗して作られた高サイクル・リヒト・プリズム装置搭載による火力強化を得意としたシリーズ。
内蔵システムのせいで大型な機体であるが、その分堅牢で熱効率に優れている。

・「ブルム・ベア」シリーズ防御力重視タイプ
ノイン・バッハ社ご自慢のドゥンケルハニカム複合装甲を、胴体主要部に用いた防御性に優れた機体。
この複合装甲はもともと大型飛空艇用の装甲として開発されたもので桁違いの防御力を示す。

霊木重工

霊木一族は巨大飛空艇市民の出身ではなく、離島で祭事などを行っていた特殊な一族でした。
これが60年ほど前に、都市市民となり、高い技術力を持って短期間に飛空艇産業に参入してきました。
彼らは、失われた技術の一部を持っているとされ、特に機体の軽量化や、運動能力の強化には定評があり、「水鏡」に代表されるブラックボックスも多いと言われています。
繊細な組み木細工のような機体は、その分タフさには欠けています。
本社:ミルティアイ(宗教旅団)

・「カワセミ」シリーズ空戦重視タイプ
改良型「水鏡」を使ったシリーズで、抜群の運動性能と制動力をもった優れた戦闘飛空艇です。
他社の一般的な技術を多く取り入れて、操縦方法などを一部一般化することに成功しました。
それでもこのシリーズは特殊で、素人ではまっすぐ飛ばす事すら難しい難易度の高い機体です。

・「シラユキ」シリーズ空戦重視タイプ
旧タイプのオリジナル「水鏡」を使った現在残っている唯一のシリーズ。
このひとつ前のシリーズ「マシラ」は、「霊木のくるみ割り器」と呼ばれ、訓練中に多くのパイロットの命を奪いました。
その教訓を生かしてシラユキでは、コックピット周りを改良し、高いGへの対応策を3重に施してあります。
しかし、「テストパイロットの寿命は1週間」という噂も流れています。

サハロフ社

前進はなんと缶詰工場だった……と、奇妙な経歴を持つ製造会社。
大恐慌のおり、溢れる失業者対策として官営で始めた缶詰工場が、のち発展し配管パイプ、機械部品、製造業を紆余曲折の末、小型戦闘飛空艇の製造会社となった。
同社には、大型中型飛空艇の製造部門も存在するが、そちらも同じような製品傾向にあるらしい。
構造は簡素で最低限の機能、そのためのタフさと故障率の低さが当社の特徴です。
どんな悪環境でも確実に作動し、そして壊れても修理が簡単と、まともな整備環境にない小国家の警備隊や海賊などが好んで使います。
本社:カンナカムイ(情報旅団)

・「Tsh」シリーズ装甲重視タイプ
サハロフ社のTshシリーズは他社の製品と比べ地味で、特徴に欠けるように見えますが、実はアビス調査団ではもっとも信頼される機種です。
最深到達記録を持つ調査団が使用した殆どの機材もサハロフ社の製品です。

フラツキーニ

もともとは大型飛空艇製造会社からの参入でしたが、その地位を確固たるものにしたのは小型曲芸飛行用の飛空艇の開発でした。
同時期にレーサー機も手掛けいくつかの大会で優勝したことから、運動性の高い小型機のメーカーとして定着しました。
伝説的なFR32小型戦闘飛空艇(通称ファルコ)は小型で安価な上高性能だったため、一時期大ヒットし世界スタンダード一歩手前まで行きました。
しかし、その後、運動性能への遍重が目立ち、操縦が難しい機体が多くリリースされるようになると経営が傾き、現在は風前の灯と言われています。
本社:カンナカムイ(情報旅団)

・「FR」シリーズ空戦重視タイプ
運動性重視の軽量型エスバイロシリーズ、FR32は傑作として名高いがその後のシリーズはより玄人好みになったため一般受けしなくなってしまった。
しかし、腕に自信のあるベテランからは愛され続けている。

ローンノーン社

10年前倒産した大手製造会社の一つです。
長らくお金持ち向けに特注艇などを作ってきましたが、徐々に需要が落ち込んで長らく低迷していました。
豪華な内装で知られるローンノーンでしたが、実は他社にない特別仕様のコックピット構造が、操縦者の生存性を飛躍的に高めていたことが倒産後発覚し、需要が高くなったという悲しい会社です。
現在は分社した一部が交換部品を細々と生産している程度で、強力な特注コックピットなどは中古でもなかなか手に入らなくなっています。
本社:アカディミア(学園旅団)

・「ボナパルト」シリーズ(防御力重視タイプ)
優美なボディラインと、静かなエンジン音、そして高級ソックアブソバーによる快適な操縦席。
古き良き時代の幻影・・・それがボナパルトシリーズです。

ウルトラ社

昨年できたばかりの新興製造社。
社長のオールマイティ・ウルトラ氏は、もともと発明屋(?)で、飛空艇都市で長年問題になっていた屑フラグメント粉の再利用プラントを発明して一財を築きました。
そして、全ての権利を売り出して、この業界へ転身してきたという変わり者です。
本人も変わっていますが、当社の飛空艇もかなり変わっています。
本社:ファヴニル(商業旅団)

・「アルマゲドン」シリーズ(防御力重視タイプ)
ニトロスパークという短時間超加速ブースト装置を搭載したシリーズです。
一瞬の超加速が可能ですが、たまにノズルがぶっ飛んだり、エンジンがオーバーヒートしたりします。
命が惜しいなら修理キットは必ず積んでおきましょう。

個人開発者

一人ないし少数で機体制作を行っている伝説的な人たちです。
殆どの人物の素性はよくわかっていません。

マリーレン

代々一子相伝の世襲制であるマリーレンは、祖母の後を継いだばかりの13歳です。
とはいえ、特殊な技術伝達儀式により祖母の能力を100%引き継いでいると言われています。
マリーレンが機体製造の代価として要求するのは、その人の命(寿命)だと言われていますが、口約束だけであり、実際に何かを奪うわけではありません。
ただし、マリーレン製の機体のパイロットたちは不思議な事にほぼ例外なく短命です。

・「カラー」シリーズ
レットやマゼンダのような色を名前として付ける風習があります。
また、機首には、命の契約のあかしとして重なり合う4つの環が書かれています。

マグス・ディカーティオ

とある王族の血を引くとされる伝説の機体技術者です。
アニマ製作者にならって、自分の事をマイスターマグスと呼ぶこともあります。
彼は、偽名で放浪しており、将来有望な若者を見つけると接近し、その人物の器を試すと言われています。
このテストに合格すると、彼は正体を明かし、機体を設計してくれます。
ノイン・バッハ社は、マグスと長い付き合いがあり、設計図を持っていけば無料で機体を製作してくれます。
マグスが歴史に登場したのは600年も前だと言われ、謎の多い人物です。

マグスは、自分の設計した機体に自分で名前を付けますが、法則はよくわかっていません。
ただし、必ず女性の名前を付けます。

デボンシャ

看板こそありませんが、ファヴニルの官庁街にオフィスをもつデボンシャは、一応会社の形態をとっています。
数多くの企業やパイロットが、設計を頼みに訪れますが、デボンシャに気に入られるのは数千人に一人です。
デボンシャのデザインする機体は、他の伝説的な設計者のものと比べて素直なデザインだと言われ、操縦が容易だと言われています。
製作した機体数も比較的多いようです。

・「フラワー」シリーズ 
デボンシャは、自分のデザインした機体に花の名前をつけます。
ただし、花のイメージと機体のイメージはあまりあっていません。

哲人サイスト

アウグスタ・サイストは放浪の技術者でボロをまとって、辻で哲学を講義するかなり変わった技術者です。
社会からは完全に変人扱いですが、ごくまれに地面に設計図を書き始めることがあります。
一度始まると数ヵ月続き、完成すると極めて斬新な新型機体の設計図になるのです。
最後に、一度もあったことのないはずの人物の名前を書き添えます。
その人物こそが、この機体をもっとも使いこなせるパイロットなのです。

サイストは、自分の機体に名前は付けません。

「烏」

60年前、霊木一族が霊木重工を立ち上げたとき、宗家の一部が分派してできた技術者グループ。
天啓にのみ従い、天から指名された者にのみ特性の機体をオーラーメイドすると言われています。
今までに天啓によって選ばれた者は7人いると言われていますが、その数には諸説あります。
天啓があったとき、その者の前に代理人が現れ、運命を伝えます。

「烏」では、個性に合わせてのオーダーメイドなため、シリーズはありません。

ベレンコフ

ミヒャエル・ベレンコフ、120年ほど前に死亡した伝説的な機体設計者です。
現在のエスバイロの基本的な構造は彼が確立したと言われています。
レガシードライブの開発にも関与し、エスバイロ黎明期を支えました。
彼の天才的なアイディアはその後の世界に大きな影響を残しました。
ただし、人間的には破天荒な人で、40歳の時14歳のスカイ・フェアリー社の社長令嬢と駆け落ちし行方不明になってしまいます。
世界中が捜索されましたが見つからず、死亡したとされました。
とことが、それから50年後、彼はひょっこりと舞い戻ってきます。
そして、自分が作ったとされるNo.3、No.4、No.5という3機の機体を残して他界しました。
それぞれ斬新で驚異的な性能でしたが、このうちNo.4が作った速度記録は現在も更新されていません。


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